#私はこんな仕事がしたい
- 楠美マユラ
- 5月15日
- 読了時間: 3分
「私自身にはこれといって専門分野はないのですが、専門的な研究内容と研究者の熱意を、みんなに伝えるマンガやイラスト。資料を読み込んで情報を交通整理して、可愛さをトッピングするのが、私の好きで得意なことです。
伝えたい人に、届け!」
↑これは先日Xにポストした内容です。
7年ぐらい前のこと。とあるビジネス関係のセミナーに参加した私は、ワークシートに「これから数年先にかなえたい夢」を書く課題を出されました。そこで、「何か研究している人と協力して、研究内容を私の絵で広めるお仕事をしたい」といったことを書きました。
それからしばらくして、朝日小学生新聞で地理学者の田代博先生監修の、地図の見かたがテーマの記事に挿絵を描かせていただいたり(※2021年に逝去されていたんですね、今知りました。おくればせながらご冥福をお祈りいたします)、食品ロス問題ジャーナリストの井出留美先生監修「食品ロスの大研究」という本に挿絵を描かせていただいたり。
一般社団法人マナティー研究所を設立された菊池夢美先生が、マナティー研究に進まれた経緯を描いたマンガを児童書「ミラクルラブリー感動のどうぶつ物語」に描かせていただいたりもしました。その後も数年にわたり自然環境やマナティー・ジュゴンの保護に関するマンガやイラストをご依頼いただいています。

また、元小学校教師の教育研究家、三好真史先生の入門シリーズ「指名なし討論」「学習評価入門」「指名なし討論」のマンガページも描かせていただきました。XやAmazonのレビューを見ていると、本を読んで感銘を受け、実践しようとされている教員の皆さんの熱いポストがみつかります。
…ある日、ふと気づきました。「これって、夢叶ってるじゃん!」
先日、マンガで描いたアフリカマナティーの保全のための外来種駆除活動が、ちゃんと実を結んでいるということがわかりました。(「オッサ湖の外来種駆除とマナティーの復活」 クラウドファンディングサイトREADYFOR 活動報告記事)
研究者の皆さんの活動が世の中の何かを変えている。
そのプロジェクトのはしっこに、私も乗せていただけたようでうれしいです。
先生方と、つないでくださった編集の方、それから読者の皆様に感謝です。
…というわけで、「研究内容をわかりやすいマンガにして広めたい!」という研究者の方、「その本を作りたい!」という出版社、編集プロダクション、制作会社の方、ぜひお声をかけてくださ~い!ドラマチックなマンガにします!かわいいイラストを描きます!どうぞよろしくお願いいたします。